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自己紹介 |
きまぐれポンコツでくのぼうの散漫映画批評です。 |
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1. 街の灯(1931)
《ネタバレ》 ラスト数分のパントマイムを何度見返したことだろう。
娘を見つけた時の一瞬の無音。
息が止まりそうな時間。
若い頃、好きな映画を聞かれるといつも「街の灯」と答えていた。
いつしか移り変わって行きはしたが、自分の中で殿堂入りしていただけだったのだ。
映画の要素の中でわたくしが思う頂点は笑い泣きである。
笑いながら涙が出る。
なんとも説明しずらい感情である。
それを教えてくれたのはやはりチャップリンだ。
最後の娘の表情は決して失望ではないと思う。
よく見て欲しい。
彼女は彼の手を自分の胸に引き寄せているのだ。[CS・衛星(字幕)] 10点(2021-05-15 18:20:54)(良:1票) 《改行有》
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