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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  MUTE ミュート(2018) 《ネタバレ》 ブレードランナーの世界観のハードボイルド。雰囲気はいいのだが、ストーリーがイマイチ。恋人を探す過程が行き当たりばったりなのはいいとしても、ただ操られているだけというのはちょっとどうなの。 主人公がしゃべれない設定もうまく生きていない。というか、むしろ邪魔。最後に少女と二人で話すシーンも盛り上がりに欠け、感動的とはいいがたい。主人公よりも悪役二人の方が書き込まれていて、魅力的。だが、そいつらも含めて悪役がみんな弱っちい。あれで街を締めているとは思えない。近未来なのに、肝心なものが時々ローテクなのも気になった。 見終わってから「月に囚われた男」の監督と知ってびっくり。あの傑作は偶然の産物だったのか?[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-30 10:07:17)《改行有》

2.  ザ・ファブル 原作を途中まで読んだ段階で、Amazon primeで視聴。予想外に面白かった。何より評価すべきは、原作を切ったり、つまんだり、くっつけたりして、さらに足りないものを加えた脚本の力。いやあ、素晴らしい。 それも岡田准一という存在があってのとことではあるわけで、これだけアクションをこなして、ジャッカルで大笑いするのは、ほかの役者ではありえない。しかも木村文乃、山本美月の美女二人と代わりばんこにアップになっても、全く見劣りしないルックス。まさに和製トム・クルーズ。 ほかの出演陣もいい味を出していたが、特筆すべきは柳楽優弥。この不気味さは表現のしようがない。「ノーカントリー」の殺し屋に匹敵すると言っても褒めすぎではないだろう。それなのに案外活躍の場がなかったのが少し残念。原作を無視してでも出番を増やしてほしかった。次作は劇場で見るかな。日本映画も捨てたものでない。[インターネット(邦画)] 6点(2021-02-22 11:17:17)《改行有》

3.  異端の鳥 《ネタバレ》 ジョジョ・ラビットの明るい部分を根こそぎ奪い去ったダークサイド版。平日夜にもかかわらず結構入っていた観客が、一度もくすりともしなかった。ストーリーだけでなく、登場人物の表情も、美しい風景も何もかもが暗い。モノクロだからというのではなく、描いている世界が心の奥底を寒々とさせる暗さを持っている。 正直、ユダヤ問題は一般の日本人の理解は及ばない。私も分からない。ペインテッド・バードは主人公の少年を指すのだろうか、それともユダヤ人を指すのだろうか。いずれにせよ自ら望んでいるわけでも目指しているわけでもないのだから、異端という言葉は当たらないと思う。原題通りでよかった。 首まで埋められた少年の周りにカラスがいるポスターを見て、ホラーではないかと思っている方へ。ホラーではありません。安心して見てください。代わりに違う種類の恐怖が待っています。 169分という上映時間にためらっている方へ。大丈夫です。少しも長いことはありません。ただ、見終わった後に沈んだ気持ちが長い時間続きます。[映画館(字幕)] 7点(2021-02-17 13:20:31)《改行有》

4.  パパはわるものチャンピオン 一番良かったのはプロレスシーンを本物のプロレスラーが演じていること。おそらく、これまでのどんなプロレス映画(ドキュメンタリーを含む)よりも、質の高いファイトシーンが見られる。 2番目に良かったのはそのプロレスラーに必要以上の演技をさせなかったこと。“主演”の寺田心をはじめ、木村佳乃、仲里依紗、大泉洋ら、無駄遣いと言っていいほど豪華な俳優陣が、芝居はすべて引き受けている。レスラーたちのセリフまわしや表情の作りにハラハラドキドキすることなく、話がスムーズに進むので、観客も安心して見ていられる。 新日本プロレスの絶対的ベビーフェイス、棚橋弘至がヒール役をやっているのが、設定の柱。ただ、ヒールに転向した理由がけがというのは、納得のいかないところ。ヒールを軽く見ているのか! そんな不満は終盤できれいにひっくり返される。思わず涙腺が緩む入場シーンだけでも、この映画を見る価値はある。プロレスファンの気持ちを分かっていらっしゃる。 レスラーの演技について批判的に書いたが、唯一ファンキー・ウェポン田口隆祐は別。今後も銀幕に出番を与えていただきたい。[ビデオ(邦画)] 7点(2020-03-25 10:20:09)(良:1票) 《改行有》

5.  ターミネーター:ニュー・フェイト ええ、面白かったですよ。アクションはすごかったです。息つく暇もありませんでした。でもそれだけ。映画館を出たら、何も残っていませんでした。 新しいものがないのが、皆さんの不興をかこっている原因でしょうか。いいかげん、液体金属よりも強いものは出てこないですかね。 そもそもシュワちゃんの肉体ありきのシリーズなのだから、ご本尊が年を取って衰えてしまっては、どこを見ればいいのか、見せればいいのか、お互いに分からなくなります。追いかけてくるヤツが見た目地味なのが売りなのでしょうが、シュワちゃんに面影がないのだから、ここはロック様を適役、守護役にグェンドリン・クリスティーを据えるくらいのことはできなかったのでしょうか。[映画館(字幕)] 5点(2019-12-17 13:55:44)《改行有》

6.  ジョーカー 《ネタバレ》  とんでもない親から生まれて、世間からひどい仕打ちを受けても、ちゃんと成長している人はいくらでもいるはず。 そこらの犯罪者じゃなく、稀代の大悪人誕生の原因を生まれ、育ちのせいで片づけてしまう発想がそもそも陳腐で救いがない。誰でもジョーカーになる可能性がある―と言いたいのだろうが、あんな怪物になる人間はいない。  もう一つ不満なのが、ジョーカーが能動的には何もしていないこと。地下鉄の殺人は身を守るためだったし(過剰防衛だけど)、母親を殺したのはうそを消し去って、自分の尊厳を守ろうとしたのだし(過剰防衛だけど)、元同僚を殺したのは責任を押し付けて自分を守ろう(以下略)、デニーロを殺したのは笑いものにされそうになった自分を守(以下略)。最後も暴徒に助けられて、踊っているだけ。 悪に変身するきっかけも、母親のカルテというのはあまりにも弱い。母親が変なのは、自分も気がついていただろ。  パーティー・クラウンが大量発生したのはよかった。いっそ、元祖ジョーカーは暴動に巻き込まれて死に、そこに現れたマスクを被った真ジョーカーが遺志をついで、バットマン父、会社のボス、病院の職員、黒人母娘を殺し回るほうがよかった。 そしてラストは燃え上がるゴッサムシティをバックに真ジョーカーがマスクを脱ぐと、下からメークした顔が出てくる。病気ではなく心の底からの笑いとともに―というのは、どうでしょうか。  最後に、くれぐれも誤解のないように言っておきたいのは映画はよくできていて、面白いということ。ホアキン・フェニックスも素晴らしかった。ただ、知力も体力も足りない今作のジョーカーが、ダークナイトのジョーカーになるのは納得いかない。それではヒース・レジャーが浮かばれない。[映画館(字幕)] 6点(2019-11-18 11:41:18)(良:2票) 《改行有》

7.  イエスタデイ(2019) 《ネタバレ》  かわぐちかいじの「僕はビートルズ」はタイムスリップでビートルズが知られていない世界を作り、本作はパラレルワールドに飛ぶことでビートルズのいない世界を作った。  共通しているのは「盗作」との心の葛藤だ。「僕は…」は結局それを消化しきれなかったが、本作はコメディーということもあり、きれいに着地させたと思う。強引な着地との見方ももちろんあるだろうが、「ビートルズのいない世界は退屈」というセリフに免じて許してほしい。  ジョンが出てくることに賛否両論があるが、私はポールがいなくてもビートルズは存在しうるが、ジョン抜きではだめと考えているので、全く問題がない。それより、世界が分かれたのはジョンが漁師になったから? タバコが発明されなかったから? コカ・コーラが誕生しなかったから? というのは気になった。  個人的にはエド・シーランの存在を恥ずかしながら初めて知ったのが、本作を観た最大の収穫。このところ、ずっと彼の曲を聴いている。ただ、オアシスが消えるのは当然としても、エド・シーランはビートルズがいなくても生まれたのだろうか?[映画館(字幕)] 8点(2019-11-15 14:48:21)《改行有》

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