|
プロフィール |
コメント数 |
13 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
作家(志望) 売れていないので仕方なく副業も行っている 映画が趣味
好きな作品 「ゴッド・ファーザー」
好きな監督 マーチン・スコセッシ
好きな俳優 グレタ・ガルボ
小説 https://ncode.syosetu.com/n1240ih/ |
|
1. スタンド・バイ・ミー
《ネタバレ》 自分のことを町の皆が知っている。学校での給食費のトラブルも、家族の悲劇も、父親の悪弊も、兄弟の何もかもが周知されているのだ。プライバシーが無いどころでは無い、何をしてもすぐに全てが町中に知れ渡ってしまう。これが70年代のアメリカの田舎町だ。息の詰まる毎日に、大人の言動に少年たちは傷付きながらも、お互いに慰め励まし合い、いつか町を出ることを夢見る。日本の田舎で過ごす少年たちと同じだ。純粋であるが故の真剣さ、繊細さ、そしてお互いを思う優しさ。大人になって振り返れば確かにノスタルジーではあるのだろう。だが、それだけで語るには余りに言葉足らずだ。おそらく、誰もが感情を揺さぶられる切ない体験をしているからだろう。この映画は、こうした自分の体験を蘇らせてくれる。[インターネット(字幕)] 10点(2022-06-19 19:34:11)(良:1票)
2. フィールド・オブ・ドリームス
《ネタバレ》 2021年8月12日、ヤンキースとホワイトソックスの試合がアイオワ州ダイアーズビルで行われた。そう、この映画で使われた球場。両チームの選手がトウモロコシ畑から出てくる入場シーンの演出に歓喜して歓声を送るアメリカの野球ファンに、この映画に抱く思いを強く感じた。世界の野球人口は3500万、アメリカだけでも1500万、その頂点MLBの選手はわずかに1200人。まさにきらびやかなスーパースター軍団メジャーを目指して挑戦し、挫折する若者がどれほどいるか。彼らにも、それぞれの人生があった。レイの父も医者になったグラハムもそうだった。夢を追いかけても叶わず違う道を歩んだ者がほとんどなのだ。夢は野球に限らない。他のスポーツでも、学問でも芸術でも同じだろう。この作品は、挫折を味わって、その後の人生を懸命に生きた者たちへの賛歌なのだ。だから皆の胸を打つ。[インターネット(字幕)] 10点(2022-06-08 19:02:41)
|