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1. THE FIRST SLAM DUNK
スラムダンクは漫画派なのですが、絵柄がずっと井上雄彦なの。CGぽさは多少感じる時もあるけどとにかく絵が本物。まず初見でそこに感動。しかも、ずっと。あのアニメのべたっとした塗り方じゃないのも、映画館で繊細な色彩の映像を見るのが初体験なせいでめちゃくちゃ衝撃だった。昔の手書きアニメのCMを彷彿とさせるような、あぁ井上雄彦監督なんだなっていう、本来の意味でのアニメーションを感じる演出もあり、粋です。デカい画面で見られて幸せです。音楽もエモーショナルで良かった。[映画館(邦画)] 10点(2023-09-27 10:26:59)
2. LAMB/ラム
《ネタバレ》 起伏が少なく、常時嫌な予感をじわじわ味わう作品でした。
説明的な描写やセリフが少なくて、
序盤に「嗚呼なんとなく察したわ……」を繰り返すうちに
これはホラー映画だからという前提から
あらゆる悪い想像をするようになり、
しかし、その予想はことごとく外れて平和な時間が意外と長くて。
観終えて思うに、予想が外れるたび
「え、だったらいつホラーになるの?」
「この先にあるのは想像を超えた
得体の知れない嫌な展開なんだ……」
という怖さがずっとあったのかもしれません。
不穏な話は好きだけどビックリ系は苦手なので
とても楽しめました。[インターネット(字幕)] 8点(2023-02-03 23:24:52)(良:1票) 《改行有》
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