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フライトプラン - ぐるぐるさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 フライトプラン
レビュワー ぐるぐるさん
点数 9点
投稿日時 2006-10-13 18:42:23
変更日時 2006-10-15 18:10:18
レビュー内容
んえ!?何で?普通にハラハラドキドキ、面白かったじゃなーい。娘を探し出そうと、恥も外聞も他人の迷惑も顧みずに孤軍奮闘するジョディ・フォスターの姿には素直に感動したし、クライマックスの攻防戦は「エイリアン2」のシガニー・ウィーバーのようでした。やっぱ子を守る母はつおいのだ。「トリック」が杜撰だという意見もあるけど、んでもあんまり緻密で完璧なトリックにしちゃって、実際に真似されたら困るじゃん、ねえ?アラブ系の人の扱い方も、あれで良かったと思います。ただ、、敢えて難を言うとラスト、娘を抱えながら毅然と歩むジョディ・フォスターを周りの乗客が「すげえな」とか言いながらザワザワするというシーンになってたけど、あそこでもう一回「拍手」させればより良かったんじゃないかなあ。つまり中盤の「拍手」と全く意味合いの違う拍手を繰り返すことで、より感動的になったんじゃないかな(ただしBGMはそのままで。音楽まで感動的にしちゃうと安っぽくなるから)、とちょびっと思いました。■<おまけ>:少し前読んだ鴻上尚史のエッセイに、イラク人捕虜を虐待した容疑で処分された米軍人の妻が、処分に対する不満を訴えた、という話と、イラクで人質になった日本人の家族が日本政府に自衛隊のイラクからの撤退を求めてバッシングされた話を例に、「個人と集団(≒共同体。日本的な言い方をすれば『世間』)」という概念の、日本人とアメリカ人との違いみたいなことを論じていた。乱暴な言い方をすれば、アメリカ人は「集団」と「個人」を対等なもの、時には対立しうるものと見なすのに対し、日本人は「世間」を前にするとどうしても萎縮し、個人よりも優先させてしまいがち、という事。だからって別にアメリカ人が日本人よりも成熟した「個」を確立しているとか、日本人の方が公共意識が高いとか、そーゆー単純な話ではないんだろうけど、この映画のジョディ・フォスターの振る舞いに対して不快感を示す人が多いというのも、ひょっとするとお国柄の表れなのかな?と、思いました(もっともアメリカ人の一般的な観客がどう感じたか知らないので、比較は出来ないのだけれど)。

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