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タイトル名 |
いちご白書 |
レビュワー |
ぐるぐるさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2006-05-09 19:53:45 |
変更日時 |
2006-05-09 19:53:45 |
レビュー内容 |
日本だとこの作品自体よりもバンバンの「『いちご白書』をもう一度」の方が有名なんじゃ・・・?という気がするけど、それってジェームス・ディーンよりも「ジェームスディーンみたいな女の子(by大沢逸美)」の方が有名みたいなモンか・・・どーでもいいけど(←じゃあ書くなよ)。これ観て思ったのは、学園紛争ってのは、いわば「祭り」だったんじゃないかなーと言う事。素朴な正義感と反抗心、そしてささやか(ではないかもしれないが)な下心、そういうものがエネルギーとなってたんじゃないか、と思う。だから駄目、というわけではなくて、むしろ人はイデオロギーとか主義主張とかによってではなく欲求や衝動で行動するものだろうし、実は歴史というものだってそういうエネルギーで突き動かされてきたんじゃなかろうか・・・と、ちょっと偉そうに俯瞰しすぎました。この映画の中では、最初ノンポリ(死語か?)だった主人公が悩んだ挙句学生のバリケードの中へ飛び込んでいく、あのシーンの高揚感が良かったと思います。あと、みんなで雑魚寝してるシーンも解放感があって良かったと思います。 |
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