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ザ・コーヴ - あろえりーなさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ザ・コーヴ
レビュワー あろえりーなさん
点数 5点
投稿日時 2011-08-03 00:27:30
変更日時 2011-08-03 00:32:36
レビュー内容
意外と面白かったですね。まぁ、プロパガンダ映画って、観てて面白いんですよ。マイケル・ムーアの映画だってそうですし。隠しカメラを設置するシーンなんて、なにかのスパイ映画を彷彿とする様な感じだし(笑)。それに、ああいうイルカ漁を映像で見る事ってあまりなかったので、興味深く拝見することが出来ました。ただ、内容的には本当に突っ込みどころ満載なんですよね。たとえば水銀をとるのは危険だからイルカや大型の魚は食べちゃいけないという話が出てくるけど、日本の人は昔からずっと魚を食べ続けてきたわけで、それじゃあ日本人は他の国に比べて障害を持った子が多くの生まれてるのかっていったらそんなことはないわけです。魚介類を毎日食べ続けていてもなんの問題もないことは科学的に明らかになってるわけですよ。それからIWCでの話ですけど、日本のことを帝国主義だとか西洋から指示されるのが嫌だからとか、完全なイチャモン言うてるじゃないですか。買収の話だけにしとけばよかったものを、あんなイチャモンつけて感情論を振りかざしたら自身の問題提起も霞んでしまうでしょうにね。それと、イルカだけでなく捕鯨も問題にしてるようだけど、そもそもアメリカって国は反捕鯨の立場をとってる癖に自国の先住民族の捕鯨は許容するダブル・スタンダードじゃないですか。人のこと言う前にまず自分のダブルスタンダードを直せと言いたいよね。そしてなにより一番問題なのは、この作品は日本版と欧米版で違いがあるという事実ですよ。日本版では、エンドクレジットのところで「水銀については例外もある」などのテロップが入るけど、欧米版にはそんなものはなく、しかも水産庁の職員は解雇された事になっている(実際には今も水産庁で働いてらっしゃる)。そして彼の髪の毛を採取して水銀値が陽性を示したというテロップがはいるが、これは日本版にはない。本当にちゃんとした主義主張をもってして、真実を雄弁に語って人々を説得する内容であるのならば、なぜ日本版と欧米版でこんな違いが出るのか?こうやって国別に作りを変えること自体が、彼らの主張が事実誤認で一方的なものであるということを自ら認めているようなものじゃないか。こういう姑息なやり方は、真っ当な映像作家のやることではないと思うが監督はどうお考えだろうか?
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