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タイトル名 |
蛍火の杜へ |
レビュワー |
あろえりーなさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2025-06-11 11:11:50 |
変更日時 |
2025-06-11 11:11:50 |
レビュー内容 |
最近、全国のマタギに山で出会った不思議な体験を聞いて集めた本を読みまして、それで本作が目に止まり鑑賞してみました。 山での怪異にはいろんなものがありますが、マタギにとって仕事場であり恵みをもたらす場所なので、 不思議なことがあればとりあえず狐やタヌキの仕業ということで昔の人は自分を納得させてたみたいです。 本作では妖怪たちが集まって夏祭りを楽しんでる描写がありますが、人がそういう祭りの光景を見て 振り返るともう無くなっていたみたいな話もいくつか載ってました。 なので実際に聞いたエピソードを取り込んでベースにしたコミックなのかなと思いました。 そこに恋愛描写を載せて描いたお話で、触れると消えてしまうという相反する要素を盛り込むことで 切なさを演出しています。最後にギンに触れるシーンは、わかっていながらもグッとくるものがありましたね。 |
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