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タイトル名 |
ミセス・ダウト |
レビュワー |
おばちゃんさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2003-08-04 11:53:41 |
変更日時 |
2012-04-30 01:40:01 |
レビュー内容 |
「クレイマー・クレイマー」と類似点があったなんて、ほかの方のレビューを読むまでまったく気づきませんでした。その部分の感想を言わせてもらうとしたら、あちらはずいぶん父親(=男性)に大甘で、しかも(実のところは)現実味の薄いストーリーと結末だったと思います。それにひきかえ、こちらはコメディーのころもに包まれてはいるけれど、女性にとっては、いくら元ダンナの気持がわかったからと言って、元の関係には戻れるわけがない、という現実をちゃんとふまえていて、でも子どもたちと父の笑顔は戻った、という、イイ結末だったと思います。母にも笑顔があったしね。一緒に住むだけが家族じゃないよ、夫婦関係はこわれても、子どもを間にはさんだ新たな関係性というものもわるくないよ、という、現代的なメッセージを含んでいたと思います。まあでも、そこに感心しての点数ではなく、単純に大笑いできる映画としての、この点数なんですけどね。(追記:CSをザッピングしていたら、これの吹き替え版が終盤にさしかかったところでした。思わずホロホロと泣いてしまいました。笑えて、泣けて、やっぱりいい作品ですね、これは。主演の二人の力量によるところも大きいとは思いますが、邦画にはなかなかこういうのがないのよねえ・・と思う作品のひとつです) ※小学生だったムスコを連れて映画館に見に行ったのに、今日の今日まで鑑賞環境をCSにしてありました。映画館に訂正します(笑)。 |
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