みんなのシネマレビュー
約束(1972) - おばちゃんさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 約束(1972)
レビュワー おばちゃんさん
点数 8点
投稿日時 2003-12-08 09:25:19
変更日時 2003-12-08 22:50:37
レビュー内容
なんともユニークな俳優が出現したと思わせた、萩原健一の本格デビュー作。(本格、というのはその前のグループサウンズ時代のアイドル映画出演があったから。それが演技者になっていくきっかけだったのは想像に難くないところですが。)フランス映画のようなおしゃれさ、ダークさがありつつ、舞台が北陸、というフシギなバランス感覚に、当時すごく興奮を覚えたものでした。萩原がゆきずりの年上の岸に寄せるなつき方、その無邪気な笑顔、過去のある役柄ゆえかそうではないのか、むしろ今より老けた表情だった岸の、しかしシワさえ美しいお顔、ポケットに手を入れて歩くリンとした姿勢、足のラインの美しさ・・どこをとってもホレボレでした。ゆきずりの情熱を瞬時にして燃え上がらせながら、逃避行とはならず、岸が大人としてふるまい、そのことがまた新たなドラマを生んでいく、スリルとテンポがたまらなかったです。まあ解せなかったことも1つや2つはありますけどね。彼女の「過去」の生まれた経緯と、それから「模範囚だから特別許可で肉親の墓参りに行ってよし」なんて規則、聞いたことないけどなあ、ということ。でもまあいいんですよね、これは映画なんだもん。(これを書いた数時間後のTVニュースで知りましたが、日本でも刑務所から一定の範囲で外出、外泊できるようにしましょう、という提言が本日なされたようですね。何という偶然! この映画、とっても新しい人権感覚を先取りしてたんですね)
おばちゃん さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2021-07-10ミッドナイトスワン107.00点
2020-08-27マルモイ ことばあつめ99.00点
2019-07-09新聞記者106.08点
2017-05-12忘れられない人67.16点
2017-02-22スノーデン86.43点
2016-04-27キャロル(2015)97.28点
2016-03-16不屈の男 アンブロークン86.11点
2015-08-07靴職人と魔法のミシン85.00点
2015-04-13KANO 1931海の向こうの甲子園86.91点
2015-02-19おみおくりの作法87.40点
約束(1972)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS