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タイトル名 |
アバウト・シュミット |
レビュワー |
蝉丸さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-06-25 23:34:59 |
変更日時 |
2007-06-25 23:34:59 |
レビュー内容 |
ジャック・ニコルソンの映画を立て続けに見てしまった。どっちもちょっとこだわりの強いおかしなおじいちゃん役。「シュミット」の方はさほど、こだわりが強いキャラではないが、朝のトーストの話とかキャンピングカーの話とか棺の話とか・・・ちょっとずつちりばめられている。そして途中で知り合った奥さんに・・・というシーンは何だか分けわかんないんだけど、一応伏線になっているのかなと思おう。「シュミット」の最後の涙は何だろうと考えた。ほんの気まぐれで普段しないような寄付をしてみた。特に何か見返りを望んだ訳ではない独り言を書くためだったのかもしれない。定年前の彼だったらしなかっただろう。それは無駄なお金にすぎないから。でも、彼は寄付をし、手紙を送った。そんな相手に自分の弱さや絶望感を救ってもらったのである。わずか6歳の子にである。太陽の下で「父」と慕うシュミットと自分の手をつないでいる何でもない絵である。しかし、自分の無力感を感じていた彼にとっては新たな希望を生み出すともに、家族への愛情を注げる相手を再び見つけた喜びでもあったのだ。何も期待していなかった相手に小さな子供に彼は感謝の気持ちで溢れたのである。と、そう思ったんだがなあ。どうです? |
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