|
タイトル名 |
しあわせへのまわり道(2014) |
レビュワー |
Oliasさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2025-03-31 21:51:40 |
変更日時 |
2025-03-31 21:51:40 |
レビュー内容 |
生活に疲れた中年女性とタクシー運転手の交流、となればそれなりに面白い設定なはずなのですが、何かその後が弾まない。原因の一つはやっぱりキャスティングで、クラークソンはどうやってもこのようにあれこれ悩みそうには見えず、むしろさっさとてきぱき物事を片づけそうな気がしてしまう。運転手の方も、どうということのない平凡な(あるいはむしろ胡散臭い)人物と思っていたのが、実は主人公にとっては人生の含蓄深さとなって、というところに意味があるはずなのだが、ベンキンだともともと奥が深く教養ありそうに見えてしまうので、ひねりがなくなっている。また、ジャスリーン登場のくだりはなかなかトリッキーであったりもするのですが、それも今ひとつ生かしきれませんでした。最後、2人に何かが起こりそうで起こらなかった慎み深さに+1点。 |
|
Olias さんの 最近のクチコミ・感想
しあわせへのまわり道(2014)のレビュー一覧を見る
|