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タイトル名 |
冬構え<TVM> |
レビュワー |
アキラさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-03-15 23:22:54 |
変更日時 |
2011-03-18 02:02:39 |
レビュー内容 |
死ぬための旅だったのに死ぬことができたい。 お年寄りの気持ちを描く、とても考えさせられるドラマでした。
映画監督の小津安二郎さんが笠智衆さんに「泣いてくれ」と頼まれても 「熊本の男は泣かない」「絶対に泣かない方がいい」と泣かずに通された。 それで脚本家の山田太一さんが「その泣かない男が泣くくらいの孤独のシーンなので」と膝をついてお願いされた。 それで笠智衆さんは「じゃあ泣いてみましょう」と泣いてくれた。 「今思えば泣かない方が良かったと思う。」と山田太一さんは仰られていた。 確かに、泣かない方が良かったようにも思えました。でもその舞台裏の話、とてもよい話でした。 |
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