みんなのシネマレビュー
戦争のはらわた - クリムゾン・キングさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 戦争のはらわた
レビュワー クリムゾン・キングさん
点数 9点
投稿日時 2003-10-23 00:47:36
変更日時 2003-10-26 05:00:50
レビュー内容
いやはや、なんともけったいな邦題を付けたもんだ。そこらに埋もれてるB級ホラーじゃあるまいし“はらわた”はないんでないかい?どうも日本の配給会社はこうした意味不明な邦題を付けたがる癖があるようだ。しかし、この映画に至っては、はらわたという聞いていてあまり気分のいいものではない言葉を使うことによって、戦争の内包する残虐性だの邪悪性だのを表現したかったのであろうし、戦争映画として、本作は正に完璧なまでの完成度を誇っている。“シンドラーのリスト”に代表される殆どの戦争映画で邪悪の象徴のように描かれているドイツ兵の視点から物語が語られる本作は、登場するドイツ兵はみな人間味に溢れ、どちらかが善でどちらかが悪といった描き方ではなく、“殺らなければ殺られる、だから生き残るために殺す”という、戦争本来が持っている不条理な条件を時には悲惨に、時には激しく描いている。冒頭、そしてエンディングで流れる“小さなハンス”も、一見すると場違いな音楽に聴こえるかも知れないが、無邪気さゆえの残虐性というのが痛いほどに伝わってくる。手軽に見れる戦争映画といえば、“プライベート・ライアン”などの作品になるだろうが、真の戦争を描いた作品といえば間違いなくこの作品であろう。
クリムゾン・キング さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-16DUNE デューン/砂の惑星 PART266.81点
ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー87.25点
2024-01-10男はつらいよ 寅次郎かもめ歌76.41点
2024-01-10男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎76.93点
2023-12-30サンクスギビング65.60点
2023-11-17ゴジラ-1.077.25点
2023-11-09リゾートバイト76.20点
2023-10-22キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン77.20点
2023-10-14死霊館のシスター 呪いの秘密75.50点
2023-09-09劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)44.25点
戦争のはらわたのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS