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タイトル名 |
チョコレート・ファイター |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2020-02-25 21:18:14 |
変更日時 |
2020-02-25 21:18:14 |
レビュー内容 |
内的な障がいを持つらしい主人公の少女の、あどけない表情と(演じている女優さんの実年齢より遥かに幼く見えます)、その彼女が繰り出すキレ味鋭いアクションとのギャップが、独特の「危うさ」を醸し出していて、これが作品の大きな魅力になっています。 それにしてもこの切れ味の良さ。小気味の良さ。闘っている彼女の動きは格闘というより、まるで舞踏のようです。きっと、普通の人とは体幹が全然違うんでしょう。とかテキトーなことを言ってみたくなったりするのですが。そういやマトリックスのキアヌリーブスの動きも一種、常人とはかけ離れた「体幹」を感じさせるものでしたけどね。アレは一体、何だったんでしょうね。 で、その舞踏のような格闘アクションを支えているのは、やはり何と言っても、倒される側の男たちのヤラレっぷり。その危険極まりないスタントの数々に感心していたら、映画の本編の後で撮影風景の映像が登場、これはもはやコンプライアンス違反ではないのかと心配になっちゃうくらい、本当に危険な撮影をやっていたのでした。感心しててよかったのやらどうなのやら。 映画のクライマックスでは日本刀での戦いが繰り広げられ、これで終わってはちょっとキル・ビルの影響受けすぎてませんか、と気になっちゃうのですが、いえいえ心配ご無用。さらにそこから戦いの舞台はビルの壁面へと移り、新しい次元へと進化したアクションを見せてくれます。 撮影中に誰も死んでないことを祈りつつ。 |
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