みんなのシネマレビュー
フライト - すぺるまさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 フライト
レビュワー すぺるまさん
点数 8点
投稿日時 2013-04-23 02:13:54
変更日時 2013-04-29 00:56:35
レビュー内容
改めてロバート・ゼメキスの映画作りの上手さを思い知らされる。
ゼメキスの素晴らしいところは、すべてきっちりと画で説明するところで、
役者もそういう芝居をしなければならないし、
そういうものが撮らえられている映画は、やはり問答無用で面白いのだ。
冒頭からの墜落シーンのカット割や編集が卓越され過ぎていて、もう参った。
そして墜落の瞬間を客観で見せる上手さ。
墜落している瞬間の同時進行の中では決して見せない。
テレビの中、結婚式だかをやっていた誰かが偶然撮影した映像、
そして何よりもあのタイミングだということだ。
墜落の瞬間を、その飛行機を操縦していたパイロットが見るのと、
時を同じくして観客も初めて見る、そこに大きな意味がある。
冒頭も女のケツをやたらと舐め回すようなショットを撮り続けているわけだが、
それだって最後の最後でのデンゼル・ワシントンの決断への伏線であり、
冒頭の女の印象を強く残すことでの、あの決断なわけである。
ああ、そしてホテルでの酒の小瓶を手にする瞬間のハイスピード撮影の上手さよ。
置く、小瓶、そして手が入る、取ってフレームアウト、このワンカットのサスペンス。
なんて素晴らしいのだろうか。
飛行機の墜落と人生の墜落、勿論あの薬物中毒の女のことも含まれているわけだ。
一機の旅客機を不時着させた男は、二度と飛ぶことは許されないわけだが、
人生における新たなフライトが始まるストップモーション。
今は亡きトニー・スコットとの作品といい、デンゼル・ワシントンには、
ストップモーションでの終幕が本当に良く似合う。
すぺるま さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2019-09-07ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド96.88点
2017-06-02LOGAN ローガン97.00点
2016-09-26ハドソン川の奇跡77.35点
2015-06-06サンドラの週末96.50点
2015-05-11ブラックハット95.75点
2015-01-07脱出(1944)107.60点
2014-07-18忘れじの面影(1948)86.37点
2014-05-04とらわれて夏97.13点
2014-01-04襤褸と宝石88.00点
2013-12-14ゼロ・グラビティ97.63点
フライトのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS