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タイトル名 |
DUNE デューン/砂の惑星 PART2 |
レビュワー |
ちゃかさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2025-07-13 12:22:47 |
変更日時 |
2025-07-13 12:22:47 |
レビュー内容 |
クリストファーウォーケンはさすが存在感が凄い。 フェイドラウサもインパクトあるキャラだった。こういうキャラを待っていたのだが、残念ながらほとんど活躍しない。出落ち。
本作で語られる事になったハルコンネンの血統の話。物語がやっと動き出した。そしてやっぱりスターウォーズと重ねて考えてしまう自分。ルークがダースベイダーの子供だった事、レイアと双子だった事、レイがパルパティーンの孫だった事…。 血統のドラマって神話的ドラマの柱だ。そこには運命という抗えない呪縛があり、伝説という未来への希望をはらむ。 ポールが伝説の救世主だった!と言われたら、そうかやっぱりな!と受け入れてしまうパワーを持つ「血統」。この言葉に弱いのだ。
しかしこの物語、そんな単純じゃない、らしい。
そもそもポールの母はベネゲセリットの責務とは関係ない所でレト公爵と恋に落ち、ポールを産んでしまった。ポールが伝説の人というのはデマなのだ。 強引に命の水を飲んで作られた救世主の失敗作。覚醒して完全に調子ノリみたいだったポールには怒ったチャニの気持ちがよく分かる。 そして怒ったチャニに「命ある限り愛す」とか言った直後に「皇帝の娘をめとる!」って。は?ってなったのは鑑賞者全員だろう。 確かに政略結婚なのは分かる。ベネゲセリットの思惑を読んだ上での策なのも承知の上で、やっぱりフローレンスピューが可愛いからか!?って思っちゃう。(ゼンデイヤも可愛い)。
「これはもう愛の物語じゃない。」 今まで迷いながら進んでいた青年ポールはもういない。あとはダークサイドに落ちるのだろうか。
人類の未来を操作する集団、ベネゲセリットが一番ヤバい。この存在が物語の核である事は間違いない。 |
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