|
タイトル名 |
椿山課長の七日間 |
レビュワー |
sayzinさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2006-11-15 00:05:26 |
変更日時 |
2006-11-15 00:05:26 |
レビュー内容 |
「星願/あなたにもういちど」みたいな、今年2本目の浅田次郎映画。巻頭で和久井映見から懇切丁寧に説明される恐ろしく緩~い死後の世界の設定については、この際ツッコミは入れない。その設定通り、映画自体もかなり緩い仕上がり。気になるのは西田敏行の「心の声」。これが本作一番の笑わせ所の筈なのに、伊東美咲の演技に西田の声がシンクロせず、単なるナレーションに聞こえてしまう。椿山課長に判り易い「癖」等を設定しておけば、もう少し自然に見えたでしょう。この辺は編集構成と演技プランの手抜きです。しかし、無理矢理にでも涙を搾り取ろうとする浅田作品らしく、ラスト20分では会場中から鼻をすする音が聞こえてきました。ま、観終わってみれば、それ程つまらない映画でもありませんね、5点献上。 |
|
sayzin さんの 最近のクチコミ・感想
椿山課長の七日間のレビュー一覧を見る
|