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ミリオンダラー・ベイビー - 東京50km圏道路地図さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ミリオンダラー・ベイビー
レビュワー 東京50km圏道路地図さん
点数 5点
投稿日時 2005-06-18 23:40:38
変更日時 2005-06-20 22:03:47
レビュー内容
最近「海を飛ぶ夢」という映画を見ていたので、「尊厳死」について多少は考えていたのと、その作品のレビューでこの映画の展開について書いていた人がいたので、あまり驚きも感じられませんでした。主人公は舌を噛んで自殺しようとしますよね。その点では「海を飛ぶ夢」よりはマシです。ただし、基本的には私は映画には夢や希望を求めますのでこういう救いのない作品の評価は下がります。実は私は最後までひょっとしてイーストウッドは彼女を励まし続け、なんとか助けるじゃないの?と思ってました。用意していた注射も魔法の液体で生きる意志が生まれるんじゃないの!?で、イーストウッドが本当に実行したんなら、その後モーガンが速攻病室に駆け込み彼女を助けて、「長生きも悪く無いよ」とかね(ノンキかなあ)。最後の行為を「タオルを投げた」とかいう見方があるようですが、逆だと思います。タオルはボクサーの意思(死の覚悟)に反して、命を救うために(ボクサーの尊厳を無視して)投げるのでは?イーストウッドは何度もタオルを投げようとしますが、結局、彼女の尊厳を重んじて、苦渋の決断で最後までタオルを投げなかったんじゃないのかと思います。モーガンに無理をさせて失明させてしまった事をずっと後悔し、以後選手達に無理の無い試合の組み方をしてきたイーストウッドですが、己の尊厳の為に生死を賭けて戦うボクサー達との付き合いの長さが、「尊厳死」(タオルを投げない)を認める思考回路を生んだんだと思いますが、障害者になっても懸命に生きている人はたくさんいるわけで(パラリンピックなんか見てると自分が恥ずかしくなります)、「拍手喝采を浴びてないと生きている気がしない」というのは、一度栄光を味わった人間の脆さであり、イーストウッド行為は単ににそれに同調しているだけのような気もします。 そもそも人間は脆いものだとは思いますが、だからこそせめて映画ではそれを克服する姿を見たいものです。
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