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歌行燈(1943) - 黒猫クロマティさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 歌行燈(1943)
レビュワー 黒猫クロマティさん
点数 10点
投稿日時 2005-11-03 21:22:20
変更日時 2005-11-03 21:40:49
レビュー内容
昨日は歌舞伎を観にいったんだけど、今月の演目はまだ2日目だったからか全体的にどうにもバラバラでアラばかりが目についてしまった。複数の人間によって作り出されるアートと言うのはあらゆる要素がシンクロする瞬間に醍醐味があるワケで、それは人間という孤独で不完全な生き物が、束の間誰かと何かを共有する(と錯覚する)瞬間にこそ至福の喜びを見いだすからではないだろうか。この作品ではそんな瞬間が実に見事に表現されていると思う。音楽映画では「指の動きを完コピしていた」とかって事が評価される事があるけど、そんな事やろうと思えば誰だってできる。音楽とは呼吸なのだと私は思う。【STING大好き】様ご指摘の宋山との対決シーンにおける緊張感!あの瞬間から身を乗り出して画面に見入る私。「人を死に追いやるような芸を許すわけにはいかない」。芸事とはそれ程までに覚悟を要するのだ。流しに身を落としても隠しきれない恩地喜多八の三味線と歌声のセクシーなこと!落ちぶれても決して哀れっぽくない太い音には説得力がある。そしてクライマックスでは全てが鮮やかにシンクロし、我々は至福の時を味わうのだ。このラストシーンには涙が止まらなかった。何て美しくて強い映画だろう!超名作!

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投稿日付邦題コメント平均点
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2006-05-02アメリカ,家族のいる風景35.75点
2006-05-02ラストデイズ(2005)75.26点
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2006-01-19鉄砲犬85.66点
2005-11-22乱れ雲67.13点
2005-11-22大菩薩峠 完結篇(1961)66.50点
2005-11-22大菩薩峠 竜神の巻77.16点
2005-11-06ランド・オブ・プレンティ56.72点
2005-11-06アワーミュージック97.27点
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