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タイトル名 |
カッコーの巣の上で |
レビュワー |
LB catfishさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2003-09-07 00:11:56 |
変更日時 |
2004-01-04 15:59:05 |
レビュー内容 |
この映画には,「本物」の迫力があります.チェコから西側に亡命したミロス・フォアマン監督は,ベタベタなまでに自分の人生を作品に投影させていますね.洗面所の石台の話が作品のキーになっているわけですが,役者達のセリフを通して「俺は挑戦した.命をかけて亡命に挑戦した.」という監督自身の矜持が伝わってきます.ラストが不可解だという意見もあるようですが,私にはすごく分かり易かったです.「殺してあげる」ことも,友情の一つの形でしょう.切腹時の「介錯」に近い行為だと思います. |
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