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レマゲン鉄橋 - ぶくぶくさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 レマゲン鉄橋
レビュワー ぶくぶくさん
点数 9点
投稿日時 2007-06-19 19:46:57
変更日時 2007-06-19 19:46:57
レビュー内容
戦争は個人対個人の戦いではなく、国家という組織同士の戦いである。そこに個人の思惑や好悪が介入する余地は無い。好まざる状況で好まざる命令とはいえ、反抗すること拒否することは不可能である。それを非人間的と言うかもしれないが、それが戦争の現実なのだと思う。おかれた状況の中で、命令の趣旨に沿って可能な限り敵に殺されないように智恵をしぼって戦い、準備と補給と運に恵まれた者が生き残り、そうでない者が死んでゆくのが戦場ではないのだろうか。クルーガー少佐は、唯一残っているレマゲン橋の防衛指揮官として、ライン川西岸に取り残された国防軍や避難民を一人でも多く東岸に脱出させるために、不足する兵力を敗残兵や負傷兵をかき集めて組織し、限られた装備で最善を尽くそうとする。しかし約束された援軍や戦車、自走砲は最後まであらわれることなく、爆薬が破壊力不足だったため橋を爆破することすら出来ない。一方で上官の点数稼ぎの為に常に激戦の最前線に送り込まれる米軍先遣隊。ベン・ギャザラ演じるエンジェルは、死んだドイツ兵から金目のものを奪う。エンジェルはドイツ軍のシュマイザー短機関銃を愛用している。朝令暮改の作戦変更に死傷者が増えるばかりで満足に休む暇も無い。彼らを死地に追いやるのは、銃火を交えている敵なのか。それとも後方から命令を下している味方なのか。戦い続けるために救援を乞いに司令部を訪れたクルーガー少佐は銃殺される。略奪を嫌悪していたシーガルだが、鉄橋の上でクルーガーのシガレットケースを誰のものとは知らず拾う。そこからタバコを出し、ケースを胸ポケットにしまおうとする。捕虜となったシュミット大尉がそれに気付き「失礼だが、それはあなたのものですか?」と尋ねると「戦友のものだ」とシーガルが応える。何ともしびれる映画だ。
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投稿日付邦題コメント平均点
2007-07-16プライベート・ソルジャー<TVM>97.94点
2007-06-19レマゲン鉄橋96.93点
2007-06-19スパイダーズ13.03点
2005-04-17ミスター・ノーボディ96.40点
2005-04-17ローリング・サンダー(1977)97.71点
2005-04-17真田幸村の謀略75.10点
2005-04-17EM EMBALMING/エンバーミング23.00点
2005-04-17催眠73.53点
2005-04-16スウィングガールズ86.21点
2005-04-13箪笥75.55点
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