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舞妓と暗殺者 - 鉄腕麗人さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 舞妓と暗殺者
レビュワー 鉄腕麗人さん
点数 5点
投稿日時 2012-07-13 16:30:27
変更日時 2012-07-13 16:30:27
レビュー内容
若き長州の脱藩浪士の主人公を演じる津川雅彦は当時23歳。
この俳優は、こんな大昔から女性の体をまさぐっていたんだなあと、この映画のラストシーンを観ながら呆れてしまった。

立身出世を夢見て幕末の混乱の中に身を投じ、終始フラフラと自分の行動に対して葛藤を繰り広げつつ、女に走る主人公のキャラクター性は、主演俳優の性格に合致していたと思う。
そのことが、映画そのものの立ち位置を明確にしていて、物語自体に大した魅力があるわけではないにも関わらず、オリジナリティーに繋がっていたとは思う。

三隅研次による映像世界は流石に卓越していて、殺陣シーンのスピーディーさが作品にメリハリを与えている。
ただ同時に、この人の監督作品にしては登場人物のそれぞれに深みがなく、全体的に平坦な印象も拭えなかったと言える。

どんな時代にも大義名分のすぐ後ろ側には、個々人の思惑が存在し、結局すべてのことはそういうものの連なりで動いている。
主人公は、自分自身の行動原理に、そういった人間としての根本的な愚かさが存在していることに気づき、葛藤が深まっていく。

一風変わった青春時代劇と言えなくはなく、製作された時代感も含めて味わうべき要素はある作品ではあるが、全体的に中途半端に終わってしまった感も拭えず、満足感はそれ程高くない。
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