みんなのシネマレビュー
ハウルの動く城 - 鉄腕麗人さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
タイトル名 ハウルの動く城
レビュワー 鉄腕麗人さん
点数 1点
投稿日時 2004-11-21 02:42:44
変更日時 2010-09-21 23:39:32
レビュー内容
エンドロールが流れ始めた瞬間、すべての思考が止まってしまった。

これが、あの宮崎映画なのか…。

渦巻く困惑と落胆。脳裏を振り絞って、映画を振り返り、納得のいく“感想”を導き出そうとしたけれど、結局何処にも辿り着けない。
「まさか、そんなことが…」と疑いを消し去れないが、一個人の結論とするならば、“この映画は成立していない”。

はっきり言って、支離滅裂も甚だしい。
圧倒的なビジュアル、美しくファンタジックな空気感、しかし、あるのはただそれだけだ。

それらしい雰囲気とイメージを幾重にも折り重ねただけに終始する。
一見魅力的なキャラクターは、躍動的に動き発言する。
しかし、その言動のあちこちで“根拠”と“理由”が欠如し、人格そのものが最終的に軽薄になってくる。つまりは、物語になっていないのである。

木村拓哉が声優をやることの是非、倍賞千恵子が少女の声を演じることの違和感、どうにも内容が伝わってこない予告編、公開前の不安要素はいろいろあった。

しかし本当の問題はそんなことではなかった。

「千と千尋の神隠し」で抱いた一寸の不審がいよいよ増幅する。
“もう宮崎駿に想像性に溢れた「物語」を紡ぎ構築する創造力は無いのではないか?””テーマ性のみをただ広げる「内容」を展開するだけで精一杯なのではないか?”

………………いや信じない。
なぜなら、宮崎映画によって映画を観るということの“快感”を育んだと言って過言でない者にとって、それ以上の悲劇は無いからだ。
鉄腕麗人 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-06-21M3GAN ミーガン86.51点
2025-06-17国宝(2025)108.28点
2025-06-08フランケンシュタイン(1931)86.41点
2025-06-07ANORA アノーラ87.00点
2025-06-07キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド76.07点
2025-05-25ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング67.27点
2025-05-18教皇選挙97.25点
2025-05-18サンダーボルツ*75.84点
2025-05-11マッシブ・タレント86.42点
2025-05-11マインクラフト/ザ・ムービー55.33点
ハウルの動く城のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS