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カノン - 花守湖さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 カノン
レビュワー 花守湖さん
点数 0点
投稿日時 2005-12-31 19:38:51
変更日時 2006-01-01 08:43:29
レビュー内容
バッフェルベルのカノンの音楽をバックにして、泣きながら抱き合う父娘のシーンは、男に愛情があったことを証明しているのではないと思います。あれは男の、動物としての本能的な「性欲」を表していました。 父が娘の乳房を揉み続けるラストは、「これから近親相姦が実行されますよ」と監督が暗示しているのです。これが我々に挑んだ監督の狙いでしょう。人間は動物です。 モラルというものは、人間が動物とは違うという証明のような類だと考えます。 もし父親が、実際に近親相姦後に、娘を殺し、自分も自殺していたならば、彼はモラルを犯したことに耐えられなかったということになります。 しかし現実的には、彼は娘を女として愛し、なおかつ、これからも生きていこうと考えている。つまり彼はモラルを完全否定し、動物である自分を肯定したのです。 すべてを本能に委ねたのだと思う。 私たちは動物とは違って精神性が高いので「心で人を愛する」ことができると考えがちですが、愛する相手は必ず異性です。男は女を愛し、女は男を愛する。それじたいが、動物的な本能ではないでしょうか。
花守湖 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2016-08-16オデッセイ(2015)96.83点
2015-10-12メイズ・ランナー85.80点
2015-08-16マレフィセント106.29点
2015-06-25ブルージャスミン06.43点
2015-06-25ゴーン・ガール106.87点
2015-01-04トランスフォーマー/ロストエイジ15.42点
2014-11-09シュガー・ラッシュ97.50点
2014-10-25チチを撮りに86.76点
2014-10-18永遠の016.27点
2014-10-05それでも夜は明ける96.50点
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