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タイトル名 |
女学生の友 |
レビュワー |
まさかずきゅーぶりっくさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2004-09-22 17:38:29 |
変更日時 |
2006-08-24 14:27:38 |
レビュー内容 |
居場所も無く、親類は自分の財産ばかりに目を付けている、だったらその金を人生に有効に使えないかと考える男性と、援助交際に走りお金が全てと考える仲間に違和感を覚える女子高生。人生に物足りなさを感じた2人が偶然出会い、意気投合するのです映画ですが、今の世の中において、そんなに現実離れした空間にも感じない世界にも感じました。途中までの展開はとってもリアリティがあって惹きつけられるのですが、残念なふがら押しが弱い。冒頭からとラストまで、一貫した映画の方向性を出すべきなのに、ある意味逃げてしまっている感じがして、最後で台無しと個人的には感じました。お互いが必要と感じ、一時的には求め合いながら(男女としてではないけど、そうとも捉えられる)結局別れる。男は現実社会から離れ、女子高生は現実に戻る。きっとそれが一番現実的なんだろうけど、もっと想像を超える先の展開が欲しかった。上手く言えないけど凄くコンセプトが良かっただけに、現代の社会をモチーフにした傑作になりうるべき、原作をぶっ壊す位の展開にして欲しかったです。 |
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