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タイトル名 |
建築学概論 |
レビュワー |
おでんの卵さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2013-07-02 00:01:43 |
変更日時 |
2013-07-02 00:09:15 |
レビュー内容 |
400万人動員の恋愛映画ということで観に行ったら、まさかのど直球恋愛映画だったのに驚いた。 気づいたらまさかのベタの連続に、劇場で1人ニヤニヤしてしまっている自分がいた。 でも、このベタがそんじょそこらのドラマじゃなくて、嫌にリアルで時にほほえましく、時に痛くてたまらない。気持ちがわかりすぎてわかりすぎて、ロンTのくだりから先は苦しくて、ぐはっとマーブル色したねばっこいなにかを吐き出しそうな思いだった。 こんな直球恋愛映画で勝負できる韓国、おそるべし。 この映画は恋愛映画だけど、実は女の子よりおっさん、特に恋愛が苦手なおっさん。1995年くらいにいい思いできなかったおっさんが観るといい映画。 ちなみに、建築科だ初恋だ、ってキーワードでとある漫画が浮かんだけど、この映画は建築職から映画会に転身した監督が10年以上暖めていたものらしい。劇中の母親のモデルである自分の母親を思って撮ったんだとか。そう、年取ってからの母親とのシーンがいい。おじさんあっこがいちばんぐっときたもん。 |
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