みんなのシネマレビュー
コリーニ事件 - The Grey Heronさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 コリーニ事件
レビュワー The Grey Heronさん
点数 9点
投稿日時 2021-04-21 01:42:04
変更日時 2021-04-21 02:38:49
レビュー内容
ナチス高官を祖父に持つ弁護士フェルディナント・フォン・シーラッハのベストセラー小説(未読)の映画化。
殺人犯コリーニの国選弁護人となった新米弁護士ライネン。惨殺された被害者が彼の幼少時から育ての親として面倒をみてくれた恩人マイヤーである事に葛藤を抱えるも、恩師マッティンガーの助言もあって弁護を決意。しかしそのマッティンガーが遺族側について法廷で相対することに。そしてコリーニが黙秘を貫き動機が分からず弁護が困難を極める。マイヤーが大企業社長と言うことで経済的に破滅させられた恨みかと思いましたが、そんな安い話ではありませんでした。調査を進める過程で一瞬映った鍵十字。人格者である恩人の別の顔が明かされ、更に、1968年に発布された法律の存在が明らかになる。迎えた判決が下るその日。
淡々としながらも非常に理路整然とした展開で過去と現在を行き来するカメラワークも実に滑らか。裁判モノによくある胸糞悪さもありません。そして特筆ものの奥歯噛み締めて物言わぬコリーニ(フランコ・ネロ +1点)が発する言葉の重み。あまりにも切ない「ありがとう」が記憶にとどまります。
自国の黒歴史に向き合うドイツらしさを感じた傑作です。
The Grey Heron さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-27ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦96.83点
バンパイアの惑星44.50点
2024-05-26リトル・ブッダ45.95点
2024-05-21ジャッキー・ブラウン56.05点
2024-05-20瞳の奥の秘密67.27点
2024-05-17狼たちの街56.25点
2024-05-17ミッション:インポッシブル/フォールアウト77.07点
2024-05-14ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル77.17点
2024-05-13M:i:III76.60点
2024-05-13M:I-255.31点
コリーニ事件のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS