みんなのシネマレビュー
博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか - アルメイダさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
レビュワー アルメイダさん
点数 3点
投稿日時 2005-05-07 08:02:48
変更日時 2005-05-07 08:02:48
レビュー内容


まあ映画って観る人それぞれが感じればよいのだけれど、

この監督の独特のものがわかったような気がしてきました。

色や撮り方それは手法であり実はもっと単純なもの。

(わからない)ということです。

この多くの人にわからないということが、芸術性価値ともファンに認められていること。

そしてこのわからない価値というものが、また見てみようという気にさせるのです。

その価値観ですが、私はわかりやすい未知への方を選びました。

それがラストの芸術性です。



結局同じことなのですが、それの描きかたは筆が違うように全く別物になっています。

キューブリックのそれは、ミュージカルのようで宗教がかって美しい哀しさ。

ルメットのほうは、それを映さぬ方法でしかも冷酷なまでに切り落とします。

私の見解で申し訳ないのですが、

キューブリックが中世の壁画なら、ルメットは衝撃的な報道写真・・

どちらも芸術なのです。



コメディであるこの映画で笑えた箇所は2箇所でした。

最初の方で爆撃機が登場するたび流れていたソ連の民謡のような曲。

あれはひつこいくらい流れててコメディホラーのようだった。

そしてもうひとつがP・セラーズではないんです。

大統領!ばかばかりの中にひとり場違いな普通な人がいる・・

ロシア通訳の電話の応対でおかしかった。「受話器がない」指を鳴らす大統領・・

1941(かなり好きな映画ですが)の大失敗は、ばかばかりだったところ。

この博士のほうは、ひとりまともな普通の人間(それも大統領、に見えないのがミソ)

を絡めて、その他ほとんどのばかが目立つという、コメディの基本をはずしていない。

コレは見事だと思いました。



さてラストの謎ですが・・

あの車椅子で立ち上がる博士の意味は何なんでしょうか??

私が理解するには頭が痛くなるどうでもいいと。

たぶん「私は立てた、まだ戦えるぞ!」ということなのかな?

しかし時間がないでしょうに潜る時間が・・・

わかりませんなぁ・・



1回目は未知への飛行と比べて実は怒っていたんですが、

2回目の博士の異常な愛情を観てると戦争もいたしかたなし、

みんななくなるのも楽しいかもなんて堕落的に考えてしまうのって、

どういうことなんだろう・・
アルメイダ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2006-09-21ルディ/涙のウイニング・ラン87.89点
ザ・ロック77.83点
ザ・カップ 夢のアンテナ46.44点
最後の恋のはじめ方46.35点
歓びの毒牙65.50点
バーバー66.65点
アンブレイカブル34.55点
ダ・ヴィンチ・コード75.05点
翼のない天使76.23点
アンジェラの灰45.32点
博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS