|
タイトル名 |
チャンス(1979) |
レビュワー |
アルメイダさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-04-03 02:09:39 |
変更日時 |
2005-04-03 02:09:39 |
レビュー内容 |
いったいあの庭師はどこへ行くのか? 主を亡くし孤独になった庭師はあるきっかけで大富豪に雇われる。 でもその新しい主人もまた余命はわずか。 庭師のチャンスはただ思いついたことしか言わない朴訥な性格。 そのひとことひとことに意味を求め、周りは騒ぎ耳を傾けあがめる。
・・と昔の童話のような話なのですが、最初見たときには このチャンスが住み着く家の主人は亡くなる。怖いやつだと・・ 何がいいたいのかわからなかったです。 つまり何もないということなのでしょう。 意味はない。欲得を求め意味を探ろうとしても、 人間の生死には意味などない。全て無から生まれ無に帰る。 体も軽くなったチャンスが湖の中を歩いてゆく。 哲学的で少し怖いです。
でも人間って意味がないことを悟ってしまうと、面白くなくなるのでは・・ と、欲も得もおおいにある私には程遠い悟りの映画でした。 意味を見つけるために生きて、やがて意味のないことを知る・・
|
|
アルメイダ さんの 最近のクチコミ・感想
チャンス(1979)のレビュー一覧を見る
|