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透明人間(1933) - アルメイダさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 透明人間(1933)
レビュワー アルメイダさん
点数 8点
投稿日時 2006-02-28 08:59:34
変更日時 2006-02-28 08:59:34
レビュー内容
H・G・ウェルズ原作の映画化といえば最近では「宇宙戦争」

オリジナル映画よりも原作に忠実です。

あの映画はリメイクがオリジナルを上回った珍しい例で、

ほとんどの映画はオリジナルのほうが面白い。

「キング・コング」もそうでした。

さてこの透明人間は誰でも知ってるようで、

この古いオリジナルを観た人はどのくらいいるでしょうか?

Yahooムービーで去年観たのですが、

PCで観た映画に(動画ですね)感動までしてしまい、

また観たくなって借りてきました。

昔の映画っていいですねぇ(笑)

説明不足観客置いてけぼりの世界観で考える自由がある。

最近の作品もそうですが難解にしようとしてるだけみたいに思う。

何のためにどうやってとか(途中で説明はされてるものの)

突っ込みどころはあるものの、

そんなことは気にしなくていいという勢いがH.G.ウェルズの世界。

透明人間役のクロード・レインズの素顔は(これがデビュー作らしい)

最後の最後に出てくるのですが、

透明でなくなったときが最期だなんてなんということでしょう。

確かに極悪非道の限りをつくしていました。

セリフ回しも取りつかれたような感じで独裁者のようです。

最初は子供の悪戯程度だったのが、

存在しないことを逆手にとって悪事をつくすことに快感を覚え、

透明人間は自己に酔いしれてゆきます。

悪のカリスマを感じることもありません。

劇中でのセリフが哀しいのです。

(階段を上るときが苦労した)そう、自分も自分の姿が見えないのです。

これは想像するとちょっと笑えないですよ。

想像も難しいかも(苦笑)

他人から見られないのは当然として、

鏡に映る自分を確認できないのだから。

鏡のシーンでは4つの合成が施されています。

この時代になんというアイデア。

ただひとつタバコを吸うシーンでは体内の煙が写らないのは??

でもまあそこまでリアルにしちゃうと怖いですから(爆)

さてこの悪戯から殺人までエスカレートしてゆく行動は、

今観てもどうやって撮ったんだろうかと感心します。

どうやって警官たちは彼を捕まえるのだろうか?

あらゆる推理もまた楽しいじゃないですか。

おかしくて笑えるようなシーンもたくさんあるし、

それでも哀しい存在・・

アルメイダ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2006-09-21ルディ/涙のウイニング・ラン87.89点
ザ・ロック77.83点
ザ・カップ 夢のアンテナ46.44点
最後の恋のはじめ方46.35点
歓びの毒牙65.50点
バーバー66.65点
アンブレイカブル34.55点
ダ・ヴィンチ・コード75.05点
翼のない天使76.23点
アンジェラの灰45.32点
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