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クラッシュ(2004) - あにやん‍🌈さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 クラッシュ(2004)
レビュワー あにやん‍🌈さん
点数 8点
投稿日時 2006-03-10 20:59:59
変更日時 2006-03-10 20:59:59
レビュー内容
映画の前半は「こんな『自称:素晴らしい自由の国』が好き放題やらかして世界がこの映画みたいな人達で支配されちゃったら最悪だな」なんて思いながら見ていました。肌の色や民族や階級で断絶しあう人達が、接点を持つ事によって生まれる衝突は、それぞれの自尊心ゆえ。しかし、その自尊心が他者をどれだけ傷付け、どれだけの悲劇を生むのでしょうか。『ミュンヘン』と同じく、この映画もまた人種、信仰、生じる差別を個人レベルの視点で語る映画になっています。悪意と善意の狭間で生きる、全ての人に共通して存在する意識を曝け出し、更に摩擦の相手にも人としての背景が存在するのですよ、という事を提示してゆきます。とりあえず言葉のナイフを突き出すアメリカ人と違って、日本人は顔で笑って腹にイチモツな人種ですし、島国ゆえの閉じた民族ゆえ表立った部分での摩擦はなかなか生じないところではありますが、ゆき過ぎたナショナリズムがやがて孤立を生み出すのはどの世界でも同じ事。だから前半で私が抱いたアメリカに対する意識もまた、それでいいのか?と省みさせることになるのですね。どの国、どの宗教、どの家に生まれたかはともかく、それは置いておいて、個人としてあなたは他の個人とどう接して生きるのさ?と、そういうレベルまで突き詰めて考えさせる映画だと思うのでした。世の中に本当に芯からの悪人はいない的な善の描写に多少甘さは感じたものの、そこで何もかもが悪の展開になっても仕方ないですしね。それにしても登場人物が多くて、場面があちこち飛びまくるので、この人は誰だったっけ?って考える状況いっぱい(父ちゃんの体を心配する差別主義者と、酷い事をする警官とが同じ人物である事すらしばらく気付かなかったという・・・)、疲れる映画でした。
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