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メリー・ポピンズ リターンズ - あにやん‍🌈さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 メリー・ポピンズ リターンズ
レビュワー あにやん‍🌈さん
点数 8点
投稿日時 2019-02-05 22:40:31
変更日時 2019-02-06 17:53:41
レビュー内容
 今から55年前に作られた作品の、見事なまでの正統な続編ね。あまりにガチガチにイメージを継承しているので、保守的に過ぎるんじゃない?とも思うのだけれども、それだけ前作を大切にしているというディズニーの姿勢の表れなのでしょう。同じディズニーでも過去をブチ壊しまくった『シュガー・ラッシュ:オンライン』とはあらゆる意味で対照的な作品ね。

 イメージの継承の姿が最も如実に表れていたのがミュージックホールでのシーン。手描きアニメとの合成なのだけど、そのアニメの線がハンドトレスでもデジタルスキャンでもなく、マシントレスの線のタッチなの。今の技術だったらデジタルでキレイキレイなラインで表現できるのだけれど、そこをあえて擦れたザラついた線で表現してるの。トレスマシンを使ったアニメは省力化の表れって感じでいい印象がないのだけれども(国産のアニメも70年代以降、デジタル化されるまでの間、ずっと、あのザラついた線で描かれていたわけで、例外は『サザエさん』と『シリウスの伝説』くらい?)、その線に泣かされる事になるなんて思ってもみなかったわ。
 映像表現そのものはもちろん今のテクノロジーが駆使されているのだけれど、ガチガチのデジタル臭には走らず、アナログ的なスキをいっぱい作ってる状態。

 オープニングタイトルからエンドロールまで、いかに『メリー・ポピンズ』であるか、というのに拘った作品。音楽はクラシカル、ミュージカルナンバー一曲一曲はたっぷり時間を取って。今の判りやすいミュージカル映画のスタイル(歌と踊りがそのまま物語の進行に直結してる)ではない、旧来からのミュージカル(歌と踊りが独立した見せ場)の姿なのよね。
 ナンバーは前作ほどのインパクトには欠けるように思うのだけれども、それはまだこれから、後年価値が決まってゆくものなのかもしれないわ。普遍性を持った映画として作られているのだから。

 あくまで前作を愛してる人のための続編として作られていて、きっと前作と続けて見ても違和感は少ないわ。エミリー・ブラントはジュリー・アンドリュースとはかなりイメージが違うけれども、表情豊かじゃダメな難しい役のメリー・ポピンズを上手く演じているし。

 懐かしきディズニー映画の匂いに溢れていて、でも、それが今の若い人達には通用しないとしたら、それは淋しいことね。できれば前作とセットで見て頂きたいものね。
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