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タイトル名 |
白い巨塔 |
レビュワー |
しん丸さん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2004-03-22 12:17:19 |
変更日時 |
2004-03-30 13:39:05 |
レビュー内容 |
映画版白い巨塔?全然ダメでしょう。浪速大の医師が原告側に協力したり証言することが自らの地位を脅かすという点がほとんど描かれていない。そのため、里見が証人として法定で証言することの重みが全く感じられない(ゆえに、里見の医師として患者に向き合う姿勢の真摯さの伝わりが弱い)。東教授もあっさりと関口弁護士に協力しているし。だから、最後に里見が他大に左遷されるシーンも、何で左遷されたの?って感じになってしまう。 大学病院の大きな問題点(=本作のテーマ)の一つを描ききれていない映画はカス映画と呼ばざるをえない。 あと、私の周りには「映画版の俳優の方が唐沢版より全然良い」という人がいるが、これ本当に自分の意見で心から思ってるのだろうか?昔の俳優を褒めといた方が通っぽいというだけじゃないか、としか思えない。映画版の台詞や演技は薄っぺらな棒読みで、何でこれが良いのだろう。不思議。唐沢版の俳優の方がずっと上手じゃないかと思う。 |
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