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タイトル名 |
この子の七つのお祝いに |
レビュワー |
ひのとさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-10-07 22:46:35 |
変更日時 |
2004-10-07 22:53:26 |
レビュー内容 |
意識的に赤みを強めた画面から感じるのは、即物的な意味での「血」のみではなく、「血」が連想させる「生」や「死」や、それらが渾然一体になった、纏わり付くような業や因果の臭い。血がとても印象的に使われている。凄く怖いのに、凄く陰気なのに、凄く美しいと思った。ぞっとする位に。この日本の陰湿な美を表現した空気感、出色の出来ではないかと思う。岸田今日子の演技なんか、子供が観たら泣きます。事実、TV放送の際に母親に凄く怖い映画だと教えられて観てみた小学生以来ずっと、私のトラウマムービーでした。 |
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