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タイトル名 |
スーパーマン リターンズ |
レビュワー |
delft-Qさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2006-09-02 14:18:02 |
変更日時 |
2006-09-02 14:18:02 |
レビュー内容 |
みなさんの評価が分かれていたので、どうなんだろうと思いつつ見に行きましたが、私はよかったと感じました。とにもかくにも新スーパーマン役のブランドン・ラウス、いい俳優を掘り出したもんです。クリストファー・リーブのあとを継がせるのは、きわめて難しい課題でしたが、ほとんどベストに近い「解」を見出したのではないでしょうか。他方、おおむね好感をもって受け入れられているようですが、ロイス・レインが私には……。とりたてての問題ないとは思うのですが、いろんなシーンのちょっとしたところに微妙な「若さ」が見えた気がします。 ビジュアルエフェクトは十分楽しめました。極端とも思えるほどの飛び方は爽快このうえないし、まるで「カンフーハッスル」みたいな“ありえねー”活躍の連続ぶりにもカタルシスを覚えます。この“ありえねー”さをもって、突っ込みどころとして評するのは、本作の場合、間違っていると思います(笑)。ストーリー的には、中盤、スーパーマンがストーカーマンと化すあたりは、やや引いてしまいましたが、終盤のどんでん返しによって辻褄は合わせられました。また、「クラーク・ケント」がほとんど無視された存在となっていたのは不満の残る点でした。 次作以降についてですが、私は本シリーズが『スターウォーズ』化していくのではないかという危惧を覚えています。つまり、「ジェイソン」=「アナキン・スカイウォーカー」という図式で、SWとは善悪が逆転した父子対決なんてこともあるのか……とか。あんまり、そういう展開にはしてほしくないなぁ~と思いつつ、8点也です。 |
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