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タイトル名 |
ペイ・フォワード/可能の王国 |
レビュワー |
眉山さん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2025-02-16 09:45:18 |
変更日時 |
2025-02-16 09:45:18 |
レビュー内容 |
ケヴィン・スペイシーがケヴィン・スペイシーらしからぬ役どころで残念。彼にはもっとイヤらしくひねくれてもらわないと、本領を発揮できない気がします。単なる厄介者のボン・ジョビというのも珍しい。 それはともかくこの作品、よく言えばねずみ講の逆流バージョン、悪く言えば新興宗教誕生物語という感じ。いずれにせよ違和感が募ります。インネンレベルのケチをつけるとすれば、善意の境界線が恐ろしい。電車で3人の老人や妊婦さんに席を譲ったら、もう義務は果たしたとばかり、それ以上は譲らなくていいってことにもなりかねません。 そして他の方も指摘しているとおり、少年の死が唐突すぎます。察するに、〝信者〟が一堂に会する感動演出をラストシーンにするためには、〝教祖様〟に殉教してもらうのがもっとも手っ取り早かったってことかなと。 |
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