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タイトル名 |
ワース 命の値段 |
レビュワー |
眉山さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2025-07-01 03:20:54 |
変更日時 |
2025-07-01 03:37:17 |
レビュー内容 |
911にはこういう後日談もあったのかと。それを映画というエンタメに昇華できると判断したことがすごい。 まず、集団訴訟を起こされたら経済活動に支障をきたす、というドライな政治判断が面白い。さすがアメりカですね。 それに主人公のキャラクターも実にいい感じ。けっして私利私欲や名声のためではなく、ひとえに職業的使命感と愛国心から、しかも無償で重職を引き受けたわけで、まさに尊敬すべき人物だと思います。 ところが合理性を武器に自信満々で臨みながら、早々に打ち砕かれるところがまた面白い。いったいなぜ、じゃあどうすれば、となるわけですが、しかし問題はここから。 中盤以降は急速につまらなくなります。個人的な事情がいくつか語られますが、それによって査定方法を具体的にどう変えたのかは描かれません。妙に情緒的な話になって、解決策はウヤムヤにされた感じ。そこが知りたかったのに。 |
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