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タイトル名 |
遺体 明日への十日間 |
レビュワー |
3737さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2015-03-31 23:58:23 |
変更日時 |
2015-04-01 01:13:24 |
レビュー内容 |
誰の存在も否定できない。受け入れるしかないと思う。あの日あの時亡くなった故人に向かって手を合わせる気持ちがあってこそみれる映画です。それと同時にその陰では苦しい顔をしながら息絶えた表情の残る遺体たちと朝から晩まで向き合い、そこに取り残されてる魂に対して話しかけ、生前同様に接し続けた人間たちがいた事も知っておくべき事実ではないかと思います。たとえそれが好意的なものであっても業務的なものであっても はたまた偽善的なものであったとしてもそれは別に構わないとさえ思います。結果的にはその魂と共に取り残された遺族に対して優しい思いを与えた事になるのであればそれはその日その時において素敵な行いだったのじゃないのかなと思えます そんな遺体収容所となった学校体育館の悲壮感 伝わってきました 知っておいてもよいのじゃないかなという世界がこんなところにもあるんだよという事であったと思います そして教えてくれたのだと思います。 |
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