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タイトル名 |
レクイエム・フォー・ドリーム |
レビュワー |
うさぎさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2009-04-12 01:43:20 |
変更日時 |
2009-04-12 01:43:20 |
レビュー内容 |
先頃、めでたく英エンパイア誌で落ち込む映画ベスト1に選ばれて、それで興味を持って見ました。 結論としてそうは落ちこまなかったです。というのは、これって自業自得だからじゃないだろうか。 ダンサーインザダークの自業自得じゃないのに地獄をたっぷり見せつけ、最後にほんとに地獄に突き落とすといった変質者的な悪趣味とはちがう。きわめて真っ当な作品と感じました。 ところでダンサーインザダークの私の評価がいつの間にか×になっていたが、なぜなのか今もわからない。理由くらい説明してほしいところだ。なんかの間違いじゃないだろうか。
ま、それはおいといて映像はなんか青臭い映像科の学生の実験映画みたいで、ところどころチープだが、それを補ってあまりあるのが女優陣の演技。エレン・バースティンといい、ジェニファー・コネリーといい凄まじい。ほんとに二三回はドラッグ経験があるんじゃないか?と思うくらいリアルな演技。たぶん日本の女優でこんな演技ができるのは皆無だと思う。多くはただのヒステリー女になってしまいそうだ。 特にジェニファー・コネリーの演技は冴えに冴え、無表情のときでさえ、ものすごい演技をしてしまってます。 しかし、清純女優だった?彼女がこれほどの汚れ役をやるとは。 こういうプロ根性のある女優も日本ではどれほどいるのか。 音は、ドラッグムービーなんだからもっとサイケにはじけてもよかったかも。 一方音楽はちとしつこい。 難はいろいろあるけど、妙な魅力がある作品。 |
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