みんなのシネマレビュー
火の鳥2772 愛のコスモゾーン - tonyさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 火の鳥2772 愛のコスモゾーン
レビュワー tonyさん
点数 8点
投稿日時 2018-12-21 01:21:16
変更日時 2018-12-21 10:35:27
レビュー内容
子供のころに最後まで見ず、大人になって初めて通して見た。石ノ森章太郎の009はピノキオが下敷きになっていると聞いていたけれど、この作品もやはり「ピノキオ」が出てくる。火の鳥の存在はまるで、無機質のものに命を与えるブルー・フェアリーだ。さらに、これに輪廻を絡ませているから、壮大な地球史を見せられているようなスケールさを感じる。

そもそも、なぜ今頃この作品を見たくなったかというと、『her/世界に一つの彼女』を見たから。プログラミングされただけの仮の命(サマンサ)に惹かれる男の物語で、いつかどこかで似たカップルを見たと視聴中ずっと考えていた。やっと、『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』のゴトーとオルガだと思い出した。両作品の共通点は、絆は失ったときに初めてその価値に気づくというもの。たとえば、介護施設でパロちゃん(アザラシ型のセラピーロボット)に慣れ親しんだお年寄りが、突然そのアイドルを取り上げられたらどんなに寂しい気持ちになるか。愛車、人形、ペット、命があろうがなかろうが、愛する対象を失ったときの喪失感に、人はときおり打ちのめされる。その切なさに、深く共感せずにはいられない。
tony さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2023-12-22ゴジラ-1.0107.27点
2023-05-24エヴェレスト 神々の山嶺53.40点
2023-05-14轢き逃げ 最高の最悪な日86.16点
2023-02-13メトロポリス(2001)64.91点
2023-01-27JUNK HEAD88.16点
2023-01-25LAMB/ラム96.14点
2022-08-09竜とそばかすの姫65.30点
2022-07-27キャラクター55.14点
2021-08-12THE GUILTY ギルティ(2018)67.20点
2021-08-07ナチス第三の男76.20点
火の鳥2772 愛のコスモゾーンのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS