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アイランド(2005) - 000さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 アイランド(2005)
レビュワー 000さん
点数 9点
投稿日時 2005-12-04 22:53:27
変更日時 2005-12-04 22:53:27
レビュー内容
今年もあと1ヶ月と迫ったところで、今年のTOP5には入り込むであろうという作品に出会った。ひとまず、この映画が高評価に至ったのには題材のメッセージ性にある。現代人は日常に一般的に科学の最先端の生成物を利用し、また生命科学から生まれた「物」からは格段の利益を受けている。この映画ではその生命科学の生成物が「者」となるわけだが、やはり人間は科学の生成物は「物」であり、「者」であるとは考えない。人間は自分の利益のためには「者」を簡単に犠牲にするというあらわれであろうか。まさに最近起こる紛争やテロはそういった概念から生まれている部分が多いかもしれいないが・・・。そんな醜い部分をありのままに描く、それは今までの「ユダヤ人」に関する迫害の映画で多く描かれてきているから、(決して見慣れてはいけないが)よく見たものとなってきているかもしれない。しかし、その迫害は今となっては過去のこと。この映画で触れられているは未来の事である。それがメッセージ性を強めているは他ならない。現実に人間は現在でも人工的な心肺やまさにスター・ウォーズ顔負けの精巧に作られた腕や足を利用している。己のために。しかし現代人はそれに関してまったく危機感を示さない。それは対象物が本当の「物」だからだ。しかしクローンとは「者」である。現在の自分自身の治療器具は「物」であるの概念を引き継いでクローンが誕生したならやはり「物」が「者」に移行するのには時間がかかるかもしれない。たしかに本作ではオーナーは「者」を「物」として会社側から知らされていたかもしれないが。しかし、少なくとも劇中で「物」を「者」として知ったいる・知った人間もいる。そんな彼らが本当に現実で起こりうるような気はしないだろうか。これこそまさにメッセージである。映画は娯楽であり、芸術の最高峰である。しかしながら世界に通じるメッセージでもある。そんなメッセージも常々考えるのも良いのではないか?
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