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鏡 - バッテリさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名
レビュワー バッテリさん
点数 10点
投稿日時 2004-02-08 15:45:43
変更日時 2004-02-08 15:45:43
レビュー内容
先日ほぼ20年ぶりに観ました。初回に比べていささかたりも感動は衰えませんでした。冒頭あたりで言葉の限界を指摘する一節があったように、この作品は記憶の交錯であって、物語ではありません。記憶の主体もさまざまで、一貫性は拒否されています。言うまでもなく物語性は人間精神に不可欠な要素ですが、最近はことに安易な物語が垂れ流しになっているため、本作品のようにイマージュを志向というか、むしろそれと戯れることが与えてくれる解毒作用。それが心地よいです。監督の父、アクセニーの詩もここではいわゆる伝達する「言葉」ではなく、言葉の根源・元型を示唆する神秘的象徴なのでしょう。また、タルコフスキーといえば当然ながら「水」が美しい(さらには妖しい)ですが、この作品ではもうひとつ「風」がすばらしい映像で描写されています。自然のなかで万物が感情と意志を持つかのような汎神論的雰囲気が懐かしい。こういった映像が感じさせてくれる「鏡」=「神」ならば、日本人としても比較的受け入れやすいでしょう。もちろん一般化はできませんが。ともかく、奇跡的な作品です。
バッテリ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2005-01-07タイムライン55.48点
世界の中心で、愛をさけぶ55.27点
2004-10-17花とアリス〈劇場版〉87.29点
2004-10-08わが心のボルチモア66.94点
2004-09-01異人たちとの夏77.10点
2004-08-31バック・トゥ・ザ・フューチャー89.01点
2004-08-31バウンティフルへの旅77.16点
2004-08-31フィールド・オブ・ドリームス77.45点
2004-07-23わが谷は緑なりき77.42点
2004-07-23ガンジー77.70点
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