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タイトル名 |
北京の想い出 |
レビュワー |
バッテリさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2004-01-18 15:15:47 |
変更日時 |
2004-01-18 15:15:47 |
レビュー内容 |
映画の冒頭で流れる物売りの悲しげな売り声が、時代や国を超えて観るものを80年ほど前の北京へと連れて行く。政情不安でやがて父親を飲み込んでしまう民国北京だが、少女英子の目には、ひたすら楽しい毎日だ。ともかく話は淡々と進んでいくばかりだが、そのゆったりとした感覚が心地よい。大都会のさなかでも、子供は脱力空間を昔から持っているんだなあ、とあらためて感動した。大学受験直後、池袋の文芸座で観てから20年ほど経ったが、いまだ印象色あせない一本。またぜひ観てみたい。 |
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