みんなのシネマレビュー
マスター・アンド・コマンダー - かわまりさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 マスター・アンド・コマンダー
レビュワー かわまりさん
点数 6点
投稿日時 2004-03-27 02:09:09
変更日時 2004-04-24 11:22:06
レビュー内容
この作品にはストーリーらしいストーリーや時間軸がないって・・・?それは当然でしょう。この作品は歴史そのものを描いているのですから・・・。「悠久の昔」という言葉が示すとおり歴史には始まりがないし、歴史の終点は「今、この瞬間」というのはナンセンスで終わりはやはりありません。だから、たとえは作品中で船の幹部がブラジル南部付近の海図を広げた時に「この少し上に1970年代にイギリスとアルゼンチンのドンパチの元凶になったフォークランド諸島があるな・・・こんな連中がユニオン・ジャックをおったてて一番のりを宣言したんだな。」と思ったり、ダーウィンを彷彿とさせる船医が孤島の生物に関心を示すシーンで、「キリスト教世界に衝撃を与えた進化論は海の覇権を握った国の学者で旅の機会の多い船医でないと思いつかない理論だな・・・。」と思ったり・・・いろいろと考える材料をこの作品は提供しています。彼らは太平洋と大西洋の島々にユニオン・ジャックを立てるか三色旗を立てるかを競いながら現在にまで連なる海洋の歴史を作っているのですから・・・ロマンがあるじゃないですか。ただ、船上の船長以下士官の制服が難点でした。ナポレオン時代ということでナポレオンが肖像画の中で着ている服と同じなのですが、フランスが当時すでにフッションの中心だったとしても敵国のファッションなんて採用したのでしょうか。色までフランスをイメージさせる明るめの青だったりして・・・英国海軍は色でいうと緋色か紺のイメージがあるのですが・・・。加えて、上半身の筋肉が発達したラッセル・クロウの体型がナポレオンにそっくり・・・。彼が制服と制帽で登場するたびに「待ってました、ナポレオン!」と声をかけたくなったりやなんかして・・・。この減点はキツイぞ・・・。
かわまり さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-30オッペンハイマー96.51点
2024-03-20ゴジラ-1.087.26点
2022-07-05クイン・メリー/愛と悲しみの生涯77.00点
2022-04-06ドライブ・マイ・カー86.62点
2021-09-01蝶々夫人88.00点
2021-02-20地獄門56.39点
2021-01-01博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか67.69点
2020-06-12タクシー運転手 約束は海を越えて97.24点
2020-06-01大いなる遺産(1998)86.17点
2020-06-01炎の人ゴッホ86.18点
マスター・アンド・コマンダーのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS