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武士の一分 - ぶらきさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 武士の一分
レビュワー ぶらきさん
点数 5点
投稿日時 2007-01-04 00:39:34
変更日時 2012-01-12 02:18:47
レビュー内容
いろいろと細かな不満はあるんですけど、なにが一番気に入らないかって、敵役の島田藤弥のキャラクター設定が、私が時代劇のヒーローとして愛してやまない柳生十兵衛のその祖父、石舟斎を祖とする「柳生新陰流」の「免許皆伝」ってとこなんですよね。これって原作がどういう設定なのかはちょっと解らないんですけど(近々読もうとは思ってるのですが・・・)、はっきり言って「新陰流」とは、失明した人の奥さんを騙して手篭めにしてしまうような、鬼畜にも劣る人間に皆伝されるほど生半可な流派じゃないのでは??って思うんですよね(あくまでイメージ的な物ではありますが、そのイメージが時代劇には重要なんじゃないかと・・・)。それにあんな非道なことをする人間が、たった一人で決闘の場に挑んでみたり(自分だったら金に物言わせて、浪人雇って斬らせる)、あるいは屋根の上から奇襲するような姑息な手段を使ってみたり(仮にも免許皆伝なんですよね??)、かと思えば腕を切られたぐらいであっさりと切腹してみたりと(そもそも潔く切腹するようなキャラとしてなんか描かれていないだろ)、なんだか人物像がメチャクチャなんですよね。そう考えると、これってただ単にキャラクターに「箔」を付けるためだけに「新陰流」の名を安易に用いたのでは??なんて邪推してしまって、時代劇ファンとしてはいささか憤りを感じてしまいます(そもそも坂東三津五郎さんにこの役を演じさせたのも、キャスティングの失敗だったんじゃないかと・・・)。いずれにせよ「たそがれ清兵衛」で時代劇に目覚め、その後何十本もの時代劇をむさぼるように観まくった自分にとっては、山田監督の藤沢周平三部作のラストを飾る作品としては、いささか残念な出来だったように思います。 ※追記:原作を読みましたが、やはり新陰流の表記は無いようです。例え主人公が盲目の剣士であったとしても、製作側の人間にまで盲目にはなって欲しくない物です。
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投稿日付邦題コメント平均点
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2007-01-31星の王子ニューヨークへ行く86.38点
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