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タイトル名 |
her 世界でひとつの彼女 |
レビュワー |
なにわ君さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2015-05-31 21:29:56 |
変更日時 |
2015-05-31 21:55:35 |
レビュー内容 |
不覚だ。まさかOSと人間のラブストーリーを観て、最後はちょっとホロッてきちゃうなんて。もっと若い頃に見ていたら、恋愛は外見重視だったから、姿のない恋愛なんて考えられなかったので、こんな恋愛、キモッで終わっていたかもしれない。でも何回か経験するうちに、外見なんて単なるオマケで、相手とのコミュニケーションの方が重要だと思うようになり、今じゃ、それがOSだとしても、人間と会話しているのと変わらないと錯覚できるなら、恋愛は成立するのでは?とちょっとわかる気がする。それに、僕もそんなにスマートな恋愛体質じゃない方なので、この映画の中で描かれる男の姿には思い当たるふしがいくつもあり、だから共感してしまった。恋愛で色々苦悩する時って、はたから見たらキモイけど、本人には深刻そのものだし。もと嫁の事を考える主人公もよくわかる。長く一緒にいて、その存在がなくなれば、それはまさに半身を失う気分だし、その存在によって今の自分のいくつかが形成されていると考えて感謝する気持ちは終着点としてはよくあることだと。しかし、siriやら人工知能の話を聞くと、恋愛とまではいかなくても、こーゆうのに近いコミュニケーションは、将来ありうるかもしれないなー。 |
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