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タイトル名 |
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 |
レビュワー |
皮マンさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2013-02-07 21:42:32 |
変更日時 |
2014-03-02 09:06:54 |
レビュー内容 |
原作未読。宣伝で「映像化不可能と言われた原作を~」と謳っているとおりこれは映画化に向かない話なのではないか。第三者に視覚化されるより己の脳内スクリーンに結ぶイメージを愉しむ物語のような気がする。さらに虎と漂流するメインの話に対し、ラストに語られるもうひとつの話が映像的にひどく投げやりなのが変だ。原作ではここまで語り口に差があるとは思えない。同等かタッチを変えるなど、何らかの判断を下した上で丁寧に描いてこそリドルストーリーとしての真価を発揮すると思う。そこらへんを良く練り込まないまま3D表現に頼りきった画作りはあまり褒められたものではない。それにしても日本の船で遭難したり考えなしの日本人の船員や日本人の食えない保険屋が出てくるのは何を意図してのことだろう?無宗教な民族に対するあてつけだろうか。 |
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