みんなのシネマレビュー
アリス(1988) - マイカルシネマさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 アリス(1988)
レビュワー マイカルシネマさん
点数 8点
投稿日時 2005-07-25 19:28:29
変更日時 2006-03-30 18:56:09
レビュー内容
ディズニーの「不思議の国のアリス」よりも面白い(あっちの白兎もおっさんみたいだったし)。原作のストーリーをある程度忠実に再現しつつ、机、少女の唇(拙~い英語吹き替えはいらない・・・)、はさみをキーワードにシュヴァンクマイエル独自の世界を作り出しています。シュールレアリスムだけに少しばかりグロテスクで理解に困るところも出てきますが、日常の道具だけで作り上げられた世界は少女の存在感を消すこともなく、とても魅力的でした。彼の映画にファンタジーとしての味付けをしたものがギリアムの「バロン」、ジュネの「ロスト・チルドレン」になるわけですね。もちろん、逆にストーリー性を排除するとブリュニエル、ダリの「アンダルシアの犬」という芸術作品になるのですが。ちなみに原作のラストではたんなる夢オチに過ぎなかったのに対し、本作では少女の残酷性と結びつけているのはシュヴァンクマイエルの完全な脚色であり、それまでの世界観を壊さないための工夫といえるでしょう。しかし、ここのレビュワー見てると「乙女の祈り」と同系列の映画として見ている人もいたのはちょっと驚き。制作会社もどうせなら「これはシュヴァンクマイエル氏の考え出した世界であり、実際の少女の頭の中とは何の関係もありません」みたいな注意書きを入れてくれても良かったのに(笑)。
マイカルシネマ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2019-07-13トイ・ストーリー496.65点
2007-03-29映画ドラえもん のび太の新・魔界大冒険 7人の魔法使い76.55点
2006-11-20ディパーテッド55.98点
2006-10-28プリティ・ベビー66.31点
2006-10-28DEATH NOTE デスノート(2006)75.69点
2006-10-24DEATH NOTE デスノート the Last name96.44点
2006-10-09バトル・ロワイアル 特別編46.16点
2006-09-25四日間の奇蹟54.93点
2006-08-24グリム・ブラザーズ/スノーホワイト(1997)55.10点
2006-07-30学校の怪談64.86点
アリス(1988)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS