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ドリーム - ころりさんさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ドリーム
レビュワー ころりさんさん
点数 7点
投稿日時 2017-08-20 15:36:48
変更日時 2017-08-20 15:36:48
レビュー内容
遅すぎる日本公開を待ちきれずに原語版で見た。邦題をめぐってあれこれあったけど、映画自体はなかなかの良作です。まだ人種隔離が違法化されていない時代、黒人と白人とでトイレもコーヒーも共用しないのが「当たり前」とされた時代には、NASAだって例外ではない。さらに、黒人社会のなかにも、女性に対する差別も偏見も存在する。主人公3人の黒人女性たちが直面する壁は、絶望的に厚くて高い。でも、この3人がそれぞれの才覚と努力と情熱で、少しずつその空気を変えていく。この映画は、人種というシリアスな素材を扱っていながらも、映画自体がポップで前向きでポジティヴな雰囲気に満ちていて、そのすがすがしい気持ちよさが何よりも魅力だ。ファレルの音楽もそんな雰囲気に一役買ってる。映画が公開されたのは、2016年の大統領選挙の後であったけれど、この映画が描くようなマイノリティが持つ「明るさ」は、間違いなく新しい分断の時代に立ち向かう武器になる。個人的にも、もう少しドラマティックでシリアスなほうが好みではあるけれど(とくに、マハーシャラ・アリ演じるジム、ケヴィン・コスナー演じる上司、そして宇宙飛行士たちの「ものわかりの良さ」は、ちょっと肩すかし)、人種をめぐるドラマが全部シリアスである必要はもちろんない。この時代をあえて軽妙なコメディ・タッチで描く懐の深さこそ、かの国の映画産業と黒人文化の底力なのだろう。
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